TOEIC たった半年で430⇒760点までアップした学習方法

私がTOEIC Listening & Reading Testを初めて受けた時の点数は210点でした。
そこから勉強を開始し、7年間で430点になりました。
これは成果が出たとは言い難い、苦しい結果です。
しかしその後、勉強方法を見直すことで、たった半年で760点までアップさせることができました。
その方法を紹介します。
この方法を実践すれば、誰でも短期間にTOEIC Listening & Reading Testの点数を一気にアップさせることができます。

TOEICに集中

とにかくTOEICの点数をアップさせたいと考えたため、勉強する教材はTOEICの教材に絞りました。

それまでの暗黒の7年間は、TOEICの点数をアップさせたいと考えつつ、英語が話せるようになりたいとも考え、いろいろな種類の教材に手を出していました

毎日25分のオンライン英会話を開始し、簡単な会話を毎日続けていました。
特に目標もなく開始してしまったため、会話したいテーマもなく、マンネリ化していました。

英単語帳はTOEICのものではなく、難関大学向けのものを使っていました。

文法書はEnglish Grammar in Use(中級) を使っていました。
この本はイギリスの子供が英文法を学ぶための教材なので、全て英語で記載されています。
日本で例えれば、小学校低学年レベルの日本語力がないと、理解するのが困難なレベルの本です。
当然ですが、当時の私の英語力ではイマイチ理解できませんでした。

このままではだめだと思い、インターネットでたくさんの方の実践した内容を調べ、とにかくTOEICに集中することに決めました。

オンライン英会話をやめ、難関大向けの英単語帳とEnglish Grammar in Useは本棚へしまい、TOEIC公式問題集を購入しました。

まずはTOEIC問題集

英語学習と言えば、問題集、文法書、英単語帳、という3つが主な要素です。
TOEICの学習方法をインターネットで調べた際、たくさんの方の成功事例に、この3つが挙げられていました。

当時の私の英語力は、文法・英単語ともに非常に乏しいレベルでした。
通常は、文法書を簡単に読み、英単語帳を少しずつ進めるというのがセオリーのような気がします。
今でも文法と単語は非常に重要だと感じています。
しかし、TOEICのテストに出るのかわからない意味不明な文法を勉強するのはどうしても嫌で、また、以前英単語帳で勉強して理解したつもりでも、英文として読んだ時はイマイチ意味がわからなかったという経験から、とりあえず文法と単語の学習はやめました。

まずはTOEIC公式問題集を解き、わからなかった単語はその都度覚えていこうと決めました。

リーディングで理解

TOEIC公式問題集は最初にリスニング問題が登場します。
リスニング問題を解いてみると、案の定、ほとんど聞き取れませんでした。
聞き取れないだけではなく、そもそもその英文を読んでみても、理解できないものがたくさんありました。

単語の意味がわからないものは解答欄に記載されていたり、和訳を見ながら辞書で調べることですぐ理解できました。
しかし、それだけでは理解できない英文がたくさんありました。
わからない単語の意味は全て調べて理解した状態でも、なぜその和訳になるのかわからないというものです。
それが主に文法なわけです。

以下の例文を見てください。

She came into the room smiling.

簡単な英文ですが、勉強していなければわからないです。
何となくはわかるかもしれませんが。
何でこんなところにsmilingと書いているのか、当時の私にはわかりませんでした。

彼女は笑いながら部屋に入ってきた。という意味です。
主語そのものの行動を表す場合は、smilingという単語を続けて使用することができます。
これは『分詞』というもので、中学校で習います。
もっと難しい文法がたくさんあり、わからない英文にたくさん出会いました。

Part5以降のリーディング問題を解いてみても、理解できないものがたくさんありました。
リーディングセクションはリスニングセクションに比べて英文の難易度が高いため、より多くのわからない英文がありました。

この状態からが、勉強の本番です。
聞き取れない箇所を見つけ、読んで理解できない箇所を見つけることができました。

わからなかった内容の記録、わかるまで調査

リスニングで聞き取れなかった箇所、リスニングセクション・リーディングセクション共に英文を読んで理解できなかった箇所に全てチェックを付けました。
鉛筆で印を付けただけです。
元々同じ問題集を何回も繰り返して学習しようと考えていたため、次は解けるか確認するためにチェックしました。

単語の意味がわからないものは辞書で調べて理解しました。

動詞+前置詞の組み合わせで使うものも、辞書で調べて理解しました。
例えば、deprive O1 of O2 O1からO2を奪う、とか。※これがTOEICの問題で出てきたか忘れましたが(笑)
ofって、こんな風にも使うのか、と調べて理解していきました。

ここまで調べてもわからないものが文法です。
この調査が非常にやっかいです。
そもそも英文を理解できないので、理解できない原因が文法なのか、何なのかすらわからないレベルです。
文法なのかなと思っても、何と言う名前の文法なのかわからないため、どのように調べたらよいかわかりませんでした。
それでもインターネットでいろいろ検索し、調べました。
これが関係代名詞か、目的格の関係代名詞が省略されているのか、倒置で文章の順番が入れ替わっているのか、これが分詞か、というように、都度理解していきました。
分詞は中学校で習う文法ですが(悲)・・・まぁそのようなレベルでした。
非常に時間がかかるときもありました。
どうしてもわからない時、OK WAVEなどの質問サイトで質問し、有識者に教えてもらったこともありました。

この調べる行為が非常に苦しいです。
当然ですが、調べている間、勉強が止まります。
全然わからない時は、どんどんモチベーションが低下します。
でも、わかった時の爽快感はたまりません。
そして、わかった時、記憶に深く刻み込まれます。
文法書を見れば書いてある内容ではあるのですが、実際に出てきたものを、実践的な形で理解していくので、本当に重要なところを重要な形で理解し、記憶に定着します。
本当にこの進め方はおすすめです。

オーバーラッピング

ここからはトレーニングです。
リスニング、リーディング共に、私はこの方法を実践しました。

④までの段階で英文を読めば理解できるようになった状態です。
リスニングで聞けるようになるためには、発音できるようになるのがよいです。
発音できるようになったら、確実に聞こえます。

英文の発音は、単語と単語が繋がって、流れるように読みますので、一つの単語の発音を覚えてもだめです。
繋がった状態の発音を覚えなければなりません。
リスニング音声を流しながら、スクリプトを見ながら、同時に同じように発音します。
これをオーバーラッピングと呼びます。
できるだけ大きな声を出したほうがよいです。
怒鳴る必要はないです。
小声だと、発音しているつもりでも正しく発音できていないことが多いです。

スクリプトを見ながら、同時に同じように発音できるようになり、かつ読んだだけで意味が理解できるようになるまで繰り返します。

現在のTOEIC問題集は、リーディングセクションの音声もダウンロードできますので、私はリーディングセクションも同じようにオーバーラッピング練習をしました。

リスニングは1回チャンスで音声を聞き取らなければいけないため、発音できるようにすることで聞こえるようにし、1回聞いただけで理解できるようにするのが目的です。
リーディングは読み返して理解することはできますが、読み返していると時間が足りなくなってしまいますので、読んでいるスピードで英文を理解できるようにするためにオーバーラッピングを実践しました。
リスニングと全く同じやり方です。

シャドーウィング

オーバーラッピングをしながら英文を理解できるようになったら、シャドーウィングを行います。
シャドーウィングとは、スクリプトを見ずに音声を聞きながら、少し遅れながら同じように発音することです。
シャドーウィングはとても難易度が高いため、いきなりやろうと思ってできるものではないですが、オーバーラッピングで既にトレーニングしたスクリプトで実践するため、意外とできます。
音声を聞きながら少し遅れて発音し、全て発音できて、かつ意味を理解できるまで繰り返し行いました。

オーバーラッピングとシャドーウィングは、スマホに音声を入れて、イヤホンで聞きながら行いました。
イヤホンで聞いた方が、音声を正確に聞き取りやすいからです。

私はこの発音トレーニングを、平日は仕事が終わったあと3時間、休日は6時間(長い時は10時間)くらい行いました。
声を出し続けるのでかなり喉が痛くなります。
結構大変なトレーニングですが、この発音練習は声を出しているので、眠くならずに継続することができました。

繰り返し

ここまでの方法で問題集1冊を終えた後、同じ問題集に対してシャドーウィングだけ繰り返し行いました。
TOEIC問題集をシャドーウィングでマスターし、完璧にするつもりで繰り返しました。
TOEIC公式問題集やTOEICの教材をそれぞれ3~5周くらいやりました。
シャドーウィングを繰り返し行っていると、英文が理解できない箇所が見つかることがあります。
何周かしているはずなのに、今まではわかったつもりだったのかと気づくことがあります。
その場合は、同じようになぜその和訳になるのかを理解してからシャドーウィングを再開しました。

この方法をただひたすら繰り返すだけです。
新しい問題集に進むごとに、わからない箇所が少なくなっていきます。
これは本当に実感できます。
まさにトレーニングなので簡単ではないですが、その気になればだれにでもできることですので、是非実践してみてください。

私はこの方法をこれからも続けるつもりです。

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